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楕円軌道とは?

だえんきどう

楕円軌道とは、天体や人工衛星が楕円形の経路を描きながら別の天体の周りを回る軌道のことです。

楕円軌道とは、物体が重力に引かれながら別の天体の周りを回る際に描く、楕円形(長軸と短軸をもつ卵型の曲線)の経路のことです。

17世紀ドイツ天文学ヨハネス・ケプラーは、惑星の運動を詳細に分析した結果、「惑星は太陽を一方の焦点とする楕円軌道上を運動する」というケプラーの第一法則を発見しました。これは、天体運動が円ではなく楕円であることを示した歴史的な発見です。後にニュートンが万有引力の法則によってその理由を理論的に証明しました。

楕円軌道における重要な特徴として、天体が中心天体に最も近づく点を近点(近日点・近地点)、最も遠ざかる点を遠点(遠日点・遠地点)といいます。ケプラーの第二法則によれば、近点では速く、遠点では遅く運動します。

楕円軌道は宇宙のあらゆる場所に見られます。

  • 地球は約365日かけて太陽を楕円軌道で公転する
  • 月は地球を楕円軌道で公転する
  • 人工衛星も多くは楕円軌道を描く
  • 彗星は非常に細長い楕円軌道をとることが多い
軌道の形を表す指標として離心率が使われ、0に近いほど円に近く、1に近いほど細長い楕円になります。

使い方・例文

「ハレー彗星は非常に離心率の高い楕円軌道を描くため、約75〜76年に一度しか地球に接近しない」という文脈で登場します。

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