桔梗とは?
ききょう
桔梗とは、日本をはじめ東アジアに自生するキキョウ科の多年草で、青紫色の星形の花が特徴的な秋の七草のひとつです。
桔梗(ききょう)は、キキョウ科キキョウ属に属する多年草(学名:Platycodon grandiflorus)です。日本・中国・朝鮮半島・シベリア東部などに広く分布し、山野の草地や丘陵地に自生しています。日本では秋の七草のひとつに数えられ、古来より詩歌や絵画に登場する親しみ深い花です。
花期は6月から10月ごろで、青紫色を基本とし、白色や淡ピンク色の品種も存在します。つぼみが膨らんでから五枚の花弁が星形に開く姿が美しく、切り花や茶花としても人気があります。花の直径は4〜5センチメートルほどで、茎は直立して高さ40〜100センチメートルに成長します。
桔梗は観賞用のほか、さまざまな文化的・実用的意味を持ちます。
- 家紋:「桔梗紋」は日本の代表的な家紋のひとつで、明智光秀の家紋として特に有名
- 漢方薬:根を乾燥させた「桔梗根」は去痰・鎮咳・排膿の効能があり、漢方処方に用いられる
- 食用:韓国料理では根をキムチや和え物(トラジナムル)に使う
- シンボル:岐阜県など複数の自治体が花や木として指定している
近年は自生地の減少により環境省のレッドリストに掲載されており、野生での保護が求められています。
使い方・例文
「秋の野に咲く桔梗の青紫が美しい」「桔梗紋は明智光秀の家紋として有名だ」のように、植物・文化・歴史の文脈で幅広く使われます。
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