ききょうとは?
ききょう
ききょうとは、日本・東アジアの山野に自生するキキョウ科の多年草で、青紫色の五弁花が美しく、秋の七草のひとつに数えられる植物です。
ききょう(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)は、キキョウ科キキョウ属の多年草です。日本・中国・朝鮮半島・シベリア東部に分布し、日本では山野の日当たりのよい草地に自生しますが、近年は野生種が減少し絶滅危惧種に準じる扱いを受ける地域も増えています。
花期は7〜9月ごろで、秋の七草のひとつに数えられます。蕾は風船のように膨らんだ形(「風船ギキョウ」とも呼ばれる)をしており、開花すると星形の五弁花になります。花色は青紫が代表的ですが、白花や薄紫、ピンクの品種もあります。
秋の七草(萩・薄・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗)のひとつとして万葉集にも登場し、古来から日本人に愛されてきました。また桔梗の紋(桔梗紋)は日本の家紋として広く使われており、明智光秀の家紋としても有名です。
漢方・生薬の面では根を乾燥させたものが「桔梗根(ききょうこん)」として利用され、去痰・鎮咳・解熱などの効果があるとされ、風邪薬や咳止めの漢方処方に配合されています。栽培は比較的容易で、庭植え・鉢植えの観賞用としても人気があります。
使い方・例文
「夕暮れ時の野原に、ひとつだけ青紫のききょうが凛と咲いていた。」秋の七草・和風の庭・日本の伝統文化の話題でよく登場します。
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