本文へスキップ

とは?

かつら

桂とは、落語の世界における代表的な名跡のひとつで、上方落語・江戸落語双方に多くの名人を輩出してきた屋号です。

「桂」は、日本の伝統的な話芸である落語において最も広く知られた亭号(屋号)のひとつです。上方落語(大阪・京都を中心とした関西圏の落語)で特に多く使われており、江戸落語にも桂を名乗る噺家が存在します。

桂の名跡は江戸時代から続く長い歴史を持ちます。師匠から弟子へと受け継がれる「前座名」「二つ目」「真打」という落語家の階梯を経て、優れた芸を持つ者が「桂〇〇」の名を継承していきます。名跡によっては代数が十代以上に及ぶものもあり、それぞれの時代の名人がその名を彩ってきました。

桂一門の系統は複数に分かれており、上方では桂米朝一門・桂文枝一門などが現代の大きな系統として知られています。それぞれの系統には独自の芸風や十八番演目があり、師弟関係を通じて大切に受け継がれています。

「桂」という字は、植物のカツラ(桂)に由来するとされ、雅号としての趣も持ちます。現代においても多くの桂姓の噺家が活躍しており、テレビ・ラジオ・寄席などで日本の笑いの文化を支えています。

使い方・例文

「桂三枝」「桂米朝」「桂文楽」などのように、「桂」に続けて個人の名前を組み合わせて落語家の芸名として用いられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「かつら」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語