枝透かしとは?
えだすかし
枝透かしとは、樹木の混み合った枝を間引いて風通しや採光を改善し、樹形を美しく整える剪定技法のことです。
枝透かし(えだすかし)とは、樹木の剪定技法のひとつで、密集した枝の中から不要な枝を選んで切り取り、残った枝の間に「透かし」(空間・隙間)を作る作業です。英語では「thinning cut(間引き剪定)」に相当します。
- 採光の改善:内部の枝葉にも光が届くようにし、木全体の健全な光合成を促す
- 通風の確保:枝の密度を下げることで蒸れや病害虫の発生を防ぐ
- 樹形の美化:自然な流れを活かしながら見栄えのよい形に整える
- 果実品質の向上:果樹では日当たりを均一にして果実の着色・糖度を高める
枝透かしで切り除く対象の枝には、枯れ枝、内側に向かって伸びる「内向き枝」、他の枝と交差する「交差枝」、同じ場所から複数出る「並行枝」などがあります。太い枝を一度に大量に切ると木へのダメージが大きくなるため、年間に透かす量は全体の2〜3割程度に抑えるのが基本です。
庭木・街路樹・果樹・盆栽などあらゆる樹木管理で行われる技術であり、剪定の基本として造園・農業の現場で広く用いられています。作業の時期は樹種によって異なりますが、一般的には落葉樹は冬の休眠期、常緑樹は新芽が落ち着いた時期が適しています。
使い方・例文
「庭の梅が混み合って実付きが悪くなった」という場合に、内向き枝や交差枝を選んで切り取り、枝の間に空間を作る作業が枝透かしです。
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