林業事業体とは?
りんぎょうじぎょうたい
林業事業体とは、伐採・造林・集材などの林業作業を業として行う企業・組合・団体の総称です。
林業事業体(りんぎょうじぎょうたい)は、山林所有者から作業を受託または自ら所有する森林を管理・経営し、伐採・植林・下刈り・間伐・木材搬出などの林業作業を業として実施する組織の総称です。森林組合・素材生産業者(丸太生産者)・林業会社など、さまざまな形態の事業体が含まれます。
主な林業事業体の類型は次のとおりです。
- 森林組合:森林所有者が組合員として加入する協同組合。地域の林業施業を広く受託する中核的存在。
- 素材生産業者:木材(丸太)の生産を専門とする民間事業者。高性能林業機械を保有するケースが多い。
- 林業会社:植林から収穫・販売まで一貫して手がける企業。大規模経営を志向する場合もある。
- 特定森林業者:一定規模以上の施業を行うとして都道府県から認定を受けた事業体。
日本の林業は小規模・分散的な山林所有が多く、施業の集約化が課題とされてきました。林業事業体が複数の山林所有者から施業の委託を受けて集約管理することで、路網整備や機械導入のコスト効率を高めることができます。
国の政策では「林業経営体の育成」として、一定の要件を満たす事業体を認定し、補助金や税制優遇を通じて規模拡大・機械化・人材育成を支援しています。担い手の高齢化と後継者不足が深刻な課題であり、新規就業者確保や研修制度の充実が急務とされています。
使い方・例文
山林所有者が高齢化して自ら施業できなくなった場合、地域の森林組合や素材生産業者などの林業事業体に管理を委託し、間伐や搬出を代行してもらうケースが増えています。
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