有珠山とは?
うすざん
有珠山とは、北海道南西部の洞爺湖南岸に位置する活火山で、20世紀だけで4度の噴火を繰り返した、日本でも有数の活動的な火山です。
有珠山(うすざん)は、北海道虻田郡壮瞥町と伊達市にまたがる標高737メートルの成層火山です。洞爺湖の南岸に位置し、洞爺カルデラの外輪山の一部を構成しています。
有珠山は20世紀に入ってから1910年・1943〜1945年・1977〜1978年・2000年と4回の噴火を経験した、日本でも特に活動的な火山の一つです。1943年から45年の噴火では溶岩ドームが隆起して「昭和新山」が誕生し、現在も活発な地熱活動を見せています。2000年3月の噴火では西山西麓や金比羅山付近で噴火が発生し、約1万6千人が避難しました。
有珠山の特徴的な点は次のとおりです。
- 噴火様式が比較的予測しやすく、前兆活動(地震群発・地殻変動)の観測が機能した成功事例として評価される
- 2000年噴火後も活火山景観が観光資源となり、噴火遺構が保存・公開されている
- 洞爺湖有珠山ジオパークとして2009年に日本初の世界ジオパークの一つに認定された
火山防災の観点からも重要な山であり、行政・研究機関・地域住民が連携した「洞爺湖有珠山火山防災会議協議会」のモデルは国内外の火山防災に影響を与えています。
基本データ
| 標高 | 733 m |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
「有珠山は噴火のたびに地形が変化し、2000年噴火で陥没した道路や変形した建物が遺構として保存されており、火山のダイナミズムを間近に学べる場所として知られています。」
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