星状砂丘とは?
せいじょうさきゅう
星状砂丘とは、複数方向から風が吹き寄せることで中央に高い頂を持ち、放射状に複数の尾根が伸びる星形の砂丘のことです。
星状砂丘(せいじょうさきゅう、英: star dune)は、砂漠に形成される砂丘の一種で、複数の方向から季節によって異なる風が吹き込む環境に発達します。上空から見ると中央の高い頂点から複数の稜線(アーム)が放射状に伸び、まるで星のような形に見えることからこの名があります。
形成には風向きの多様性が不可欠です。
- 少なくとも3〜4方向から強風が吹く環境で発達
- 中央部に砂が集積し続けて高さが増す
- アームの数や形は風向きの組み合わせによって異なる
- 移動速度が遅く、その場に固定されやすい
世界最大規模の星状砂丘はサハラ砂漠(特にアルジェリア・リビア)やアラビア半島に見られ、高さが100メートルを超えるものも存在します。中国のタクラマカン砂漠やモンゴルのゴビ砂漠にも分布が知られています。
星状砂丘は移動が遅い分、長期間にわたって地形が安定するという特性があり、砂漠の地形発達史を読み解くうえで重要な研究対象となっています。
使い方・例文
サハラ砂漠の中心部などで航空写真を見ると、砂の山から複数の尾根が放射状に伸びる星形の地形を確認できます。こうした星状砂丘は高さ100メートルを超えることもあります。
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