悪性リンパ腫とは?
あくせいりんぱしゅ
悪性リンパ腫とは、免疫に関わるリンパ球ががん化し、リンパ節や臓器に腫瘍を形成する血液のがんです。
悪性リンパ腫は、体内の免疫システムを担うリンパ球がクローン性に増殖・がん化した疾患の総称です。リンパ球はリンパ節・脾臓・骨髄・扁桃などのリンパ組織に広く分布しているため、悪性リンパ腫は全身のさまざまな場所に生じる可能性があります。
大きくホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の二種類に分類されます。
- ホジキンリンパ腫:特有のリード・シュテルンベルク細胞が認められ、若年者に多く、一般的に予後が良好とされます
- 非ホジキンリンパ腫:さらに多くのサブタイプに分かれ、B細胞性・T細胞性・NK細胞性などがあります。日本では非ホジキンリンパ腫が大多数を占めます
主な症状は、痛みを伴わないリンパ節の腫れ(頸部・腋窩・鼠径部など)、発熱、寝汗、体重減少(これら3つはB症状と呼ばれます)、倦怠感などです。診断にはリンパ節の生検(組織検査)が必須で、CT・PETなどの画像検査でステージ(病期)を決定します。治療は抗がん剤(化学療法)を中心に、放射線療法や分子標的薬(抗CD20抗体など)を組み合わせて行います。サブタイプや進行度によって治療方針が大きく異なりますが、早期発見・適切な治療により寛解が期待できるケースも多くあります。
使い方・例文
「首のリンパ節が数週間腫れたまま改善しない場合は、悪性リンパ腫などの血液疾患を除外するために医療機関を受診することが重要です」のように使われます。
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