忍術とは?
にんじゅつ
忍術とは、日本の忍者(忍び)が用いた諜報・潜入・戦闘などを目的とする総合的な技術体系で、武術・変装術・薬学などを含みます。
忍術(にんじゅつ)とは、日本の忍者(忍び・草・乱波とも呼ばれる)が諜報活動・潜入・破壊工作・護身などを遂行するために体系化した総合的な技術群です。「忍ぶ(しのぶ)」という言葉のとおり、目立たず行動することを根幹に置く点が他の武術と異なります。
忍術の起源は諸説ありますが、南北朝〜室町時代頃に伊賀(三重県)・甲賀(滋賀県)地方で体系化されたとされます。戦国大名に仕えて情報収集・城への潜入・撹乱工作などを担い、江戸時代に入ると幕府や藩の隠密として活動しました。
忍術に含まれる主な技術分野は次のとおりです。
- 体術・武器術:素手格闘・手裏剣・鎖鎌などの扱い
- 変装術・変身の術:身分・服装・声音を変えて潜入する技法
- 火術・爆裂術:煙玉・火薬を用いた陽動・破壊
- 水術・登術:水渡り・垂直な壁の登攀
- 薬術・毒術:薬草・毒の知識を用いた戦術的活用
現代では武道・護身術として伝承する流派(戸隠流・甲賀流・伊賀流など)が存在し、海外でも日本文化の象徴として高い関心を集めています。また、忍者ミュージアムや体験施設でその技術を体感できます。
使い方・例文
「伊賀市の忍者博物館では忍術の道具や技法を実際に見て体験することができます」「時代劇の忍者が煙玉を投げて姿を消すのは、忍術の火術をエンターテインメント的に表現したものです」のように使われます。
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