伊賀流とは?
いがりゅう
伊賀流とは、現在の三重県伊賀地方を発祥とする忍術の流派で、甲賀流と並んで日本を代表する忍者の系統です。
伊賀流(いがりゅう)は、現在の三重県伊賀市周辺(旧・伊賀国)を拠点として発展した忍術の流派です。中世から近世にかけて、伊賀地方の土豪や地侍たちが組織的に情報収集・諜報・戦闘補助などの任務を担う集団を形成し、その中で独自の技術体系が育まれました。
伊賀流忍術の特徴として、心身の鍛錬・変装術・火薬の使用・潜入技術など多岐にわたるものが挙げられます。忍者は単に武術を使う戦闘員というだけでなく、情報を集め主君に届ける諜報員としての役割を重視していました。
天正伊賀の乱(1579〜1581年)では、織田信長の軍勢によって伊賀の忍者集団は壊滅的な打撃を受けましたが、生き残った者たちは徳川家康に仕え、江戸幕府の「伊賀者(いがもの)」として組織化されました。
甲賀流との違いについては諸説ありますが、伊賀流は「攻め」の性質が強く、甲賀流は「守り」に優れるという見方もあります。現代では観光・武道・文化継承の観点から伊賀市が積極的に忍者文化を発信しており、忍者博物館なども設置されています。
使い方・例文
伊賀流忍術の技法は、現代の武道家や研究者によって復元・研究されており、忍者体験施設では棒手裏剣投げや変装術なども体験できます。
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