室町時代とは?
むろまちじだい
室町時代とは、足利尊氏が京都の室町に幕府を開いた14世紀半ばから、1573年に足利幕府が滅亡するまでの約230年間にわたる日本の歴史区分です。
室町時代は、1336年(または1338年)に足利尊氏が征夷大将軍となり京都に室町幕府を開いてから、1573年に織田信長によって15代将軍足利義昭が京都を追放されるまでの時代を指します。名称は、3代将軍足利義満が京都の室町に「花の御所」と呼ばれる邸宅を構えたことに由来します。
室町時代は大きく三つの時期に分けられます。前期は南北朝の動乱期で、南朝と北朝の対立が続きました。中期は3代義満のもとで幕府の権力が最盛期を迎え、日明貿易(勘合貿易)が活発に行われた時期です。後期は応仁の乱(1467年〜)を経て全国各地で戦国大名が台頭する「戦国時代」と重なります。
室町時代は文化面でも大きな発展を遂げた時代です。代表的な文化として以下が挙げられます。
- 金閣寺・銀閣寺に代表される北山文化・東山文化
- 能楽(観阿弥・世阿弥が大成)と狂言の完成
- 水墨画(雪舟らが活躍)の発展
- 茶の湯・生け花・枯山水などの「わび・さび」の美意識の芽生え
これらの文化は現代の日本文化の原型ともいわれ、室町時代は日本の伝統文化が形作られた重要な時代として位置づけられています。
使い方・例文
歴史の教科書で室町時代を学ぶ際には、金閣寺を建てた足利義満や、応仁の乱から続く戦国時代への流れが重要なポイントとして取り上げられます。
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