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導音とは?

どうおん

導音とは、音階の第7音で主音(トニック)の半音下に位置し、強い上行解決の引力を持つ音のことです。

導音(どうおん、英: leading tone)とは、調性音楽における音階の第7音で、主音(第1音・トニック)の半音下に位置する音を指します。その名の通り、主音へと「導く」強い傾向性(引力)を持つことが特徴です。

長調および和声的短音階では、第7音は主音の半音下に固定されています(例:ハ長調ではシがドの半音下)。この半音の緊張感が解決への強い衝動を生み、カデンツ(終止形)における属和音(V・V7)から主和音(I)への解決に際して、旋律的な方向性を強く支持します。

導音が機能する上での特徴をまとめると次の通りです。

  • 主音の半音下に位置し、半音上行で解決するのが原則
  • 属七和音(V7)の第3音として重要な役割を担う
  • 自然的短音階では第7音が主音の全音下にあり、導音としての機能が弱い(これが「導音を持たない」と言われる理由)
  • 和声的短音階では第7音を人為的に半音上げることで導音を作り出す

導音の存在は調性感(その調にいる感覚)を強化する最も重要な要素の一つであり、長調・和声的短音階の特徴を際立たせます。対位法・和声法の学習において、導音の取り扱いは基本中の基本とされています。

使い方・例文

「ドレミファソラシド」と歌う際、最後の「シ」から「ド」への移行は導音の解決であり、このシが強く主音への到達を予感させます。

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