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自然的短音階とは?

しぜんてきたんおんかい

自然的短音階とは、変化記号を加えず純粋に全音・半音が並ぶ短音階の基本形で、エオリア旋法とも呼ばれる音階です。

自然的短音階(しぜんてきたんおんかい、英: natural minor scale)は、短音階の三種類(自然的・和声的・旋律的)のうち最も基本的な形で、特別な変化記号を追加せずに短調の音階を構成したものです。エオリア旋法(Aeolian mode)とも呼ばれます。

ラを起点とした場合、「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」という配列になり、半音は第2音と第3音の間(シ→ド)および第5音と第6音の間(ミ→ファ)の2箇所に存在します。これは長音階(全全半全全全半)と比べ、第3・6・7音が半音低い構造です。

自然的短音階の特徴は次の通りです。

  • 第7音が主音より全音下にあり、導音としての強い引力を持たない
  • その結果、終止感(カデンツ)が和声的短音階より穏やかになる
  • 民族音楽・ポップス・メタルなどで広く使われる音階感
  • 長調の関係調として理解しやすく(ハ長調とイ短調は同じ音集合)

和声的短音階は第7音を半音上げることで導音の機能を与えたものであり、自然的短音階はその「元の形」に当たります。音楽理論の入門段階でまず学ぶ短音階の基礎形として重要な位置を占めています。

使い方・例文

ギターのペンタトニック・マイナーや民族的な哀愁あるメロディの多くは、自然的短音階を基盤としており、ポップスやロックでも頻繁に登場します。

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