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宇宙論的原理とは?

うちゅうろんてきげんり

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宇宙論的原理とは、宇宙は大きなスケールで見れば場所によらず均一で、特別な方向や場所が存在しないという基本的な仮定です。

宇宙論的原理とは、現代宇宙論の根本をなす仮定の一つで、「宇宙は十分に大きなスケールで見た場合、どの場所でも同じような性質を持ち(均質性)、どの方向を見ても同じ様子をしている(等方性)」というものです。言い換えると、宇宙の中に特別な場所や特別な方向は存在しないという考え方です。

宇宙論的原理は大きく二つの性質を含んでいます。

  • 均質性(homogeneity):宇宙のどの場所でも、十分に大きなスケールでは同じ密度・組成・性質を持つ
  • 等方性(isotropy):宇宙のどの方向を観測しても、同じような構造が見られる

この原理が正しければ、地球太陽系銀河系は宇宙の中で特別な位置にあるわけではなく、あくまでも「普通の」場所の一つということになります。これは「コペルニクスの原理」とも呼ばれ、地球が宇宙の中心ではないとしたコペルニクスの思想の延長線上にあります。

実際の観測では、銀河の分布や宇宙背景放射の測定によって、大きなスケールでは宇宙論的原理が概ねよく成立していることが確認されています。ただし、超銀河団や宇宙の大規模構造(コズミックウェブ)のような構造もあり、どのスケールで原理が成り立つかは現代宇宙論でも議論が続いています。

使い方・例文

「宇宙論的原理は、宇宙全体のモデルを立てるときに「地球も銀河系も宇宙の特別な場所ではない」と仮定する、宇宙論の基礎となる考え方です。」

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