宇宙年齢とは?
うちゅうねんれい
宇宙年齢とは、ビッグバンから現在までに経過した時間のことで、現在の観測によれば約138億年と推定されています。
宇宙年齢(うちゅうねんれい、Age of the Universe)は、ビッグバンによって宇宙が誕生してから現在までに経過した時間を指します。現在の観測精度が高い推定値によると、約138億年(およそ1.38×10の10乗年)とされており、プランク衛星による宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の精密観測などで得られた値です。
宇宙年齢の推定には、主に以下の独立した手法が使われます。
- ハッブル定数による推定:宇宙膨張の速度(ハッブル定数)と宇宙の組成から計算する方法
- CMB観測:宇宙マイクロ波背景放射の揺らぎのパターンから宇宙の年齢・組成を割り出す方法
- 最古の星の年齢:球状星団内の最も古い星の年齢を測定し、下限値を求める方法
これらの手法はいずれもほぼ一致した結果を示しており、138億年という値への信頼性は高いとされています。ただし、ハッブル定数の測定値に「ハッブルテンション」と呼ばれるわずかな食い違いが観測されており、研究者の間でその原因についての議論が続いています。
宇宙年齢の推定は、宇宙論・天文学・素粒子物理学が交差する現代物理学の根幹をなす問いのひとつです。
使い方・例文
「太陽系の年齢は約46億年」という事実と比較すると、宇宙年齢138億年はその3倍近く、宇宙には太陽系誕生前にも長い歴史があったことがわかります。
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