ビッグバンとは?
びっぐばん
ビッグバンとは、約138億年前に宇宙が極めて高温・高密度の状態から急激に膨張を始めたとされる宇宙誕生の出来事です。
ビッグバン(Big Bang)とは、現代宇宙論における宇宙の始まりを説明する理論で、宇宙が約138億年前に超高温・超高密度の一点から急激に膨張を開始したとする考え方です。「大爆発」と訳されることもありますが、爆発というよりも空間そのものが急速に広がったイメージが正確です。
この理論は、1920年代にエドウィン・ハッブルが銀河が互いに遠ざかっていることを観測したことに端を発します。膨張する宇宙を時間的に逆戻りすれば、過去に宇宙はより小さく熱かったはずだという論理から、ジョルジュ・ルメートルやジョージ・ガモフらによって理論が発展しました。
ビッグバン理論を支持する主な証拠には次のものがあります。
- 宇宙背景放射(CMB): 宇宙全体に均一に広がるマイクロ波放射で、初期宇宙の熱の名残とされる
- 銀河の赤方偏移: 遠方の銀河ほど速く遠ざかる「ハッブルの法則」
- 軽元素の存在比: 水素やヘリウムの宇宙における割合がビッグバン理論の予測と一致する
ビッグバンの「前」には何があったかは現在の物理学では説明できず、量子重力理論など未解明の分野に関わります。宇宙の始まりを理解しようとする人類の根本的な問いに対し、ビッグバン理論は最も有力な回答として現代科学の中心に位置しています。
使い方・例文
「ビッグバンから数秒後に水素やヘリウムが形成されたと考えられています」「宇宙の年齢はビッグバンを起点に約138億年と推定されています」のように使います。
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