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大和国とは?

やまとのくに

大和国とは、現在奈良県にあたる令制国で、飛鳥・奈良時代に都が置かれた日本の歴史・文化の発祥地とも言える中心的な地域です。

大和国(やまとのくに)は、日本の令制国の一つで、現在奈良県にほぼ相当する地域です。畿内(五畿)の一つに数えられ、古代日本において政治・文化の中枢を担った最重要の国でした。「大和」はかつて日本国そのものを指す呼称としても使われ、「大和魂」「大和言葉」など現代語にも影響を残しています。

飛鳥時代には現在の明日香村周辺に飛鳥京が営まれ、聖徳太子の政治改革・大化の改新などの重要な出来事がこの地で起こりました。710年には元明天皇が平城京(現在の奈良市付近)に遷都し、奈良時代を通じて日本の首都として機能しました。東大寺・興福寺・法隆寺・春日大社など、現在も世界遺産に登録される社寺の多くはこの時代に創建されました。

大和国は山に囲まれた盆地という地形を持ち、周囲を山城国・河内国・紀伊国・伊勢国・近江国などに囲まれています。一宮は大和神社(おおやまとじんじゃ)とされています。中世・近世においても興福寺や春日大社の荘園支配が及び、武士団としては大和武士(「悪党」とも呼ばれる僧兵・国人衆)が活躍しました。

明治維新後の廃藩置県を経て、1887年に「奈良県」として独立。現在も世界遺産「古都奈良の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物」などを有し、日本の歴史・文化を体験できる場として国内外から多くの観光客が訪れています。

使い方・例文

日本史の授業で「大和朝廷が大和国を中心に勢力を拡大した」という表現や、奈良の古社寺の解説で「大和国一宮」という表現として登場する地名です。

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