飛鳥京とは?
あすかきょう
飛鳥京とは、7世紀の日本において飛鳥地方(現在の奈良県明日香村周辺)に置かれた、古代日本の政治・文化の中心地です。
飛鳥京とは、飛鳥時代(およそ6世紀末から8世紀初頭)に現在の奈良県高市郡明日香村を中心とした地域に営まれた、日本古代の都の総称です。特定の一つの宮を指すのではなく、この時代に相次いで造営された複数の宮殿・都城の集合体として捉えられています。
飛鳥の地には、推古天皇の豊浦宮・小墾田宮をはじめ、飛鳥岡本宮、飛鳥板蓋宮、飛鳥浄御原宮など、多くの宮が営まれました。特に飛鳥浄御原宮は天武・持統天皇の時代に整備され、律令制度の確立と深く結びついています。また、藤原京への遷都(694年)に先立つ過渡期の首都としての役割も果たしました。
飛鳥京の特徴として挙げられるのは以下の点です。
- 蘇我氏など有力豪族の本拠地に近く、政治的に重要な場所だった
- 仏教文化が花開き、法興寺(飛鳥寺)など日本最古級の寺院が建立された
- 大化の改新(645年)の舞台となり、律令国家形成の礎が築かれた
- 石舞台古墳など多くの遺跡が現存し、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界遺産への登録が目指されている
現在、明日香村一帯は国の特別史跡や歴史的風土特別保存地区として保護されており、古代日本の政治と文化を伝える貴重な遺産の地となっています。
使い方・例文
奈良県明日香村を訪れると、石舞台古墳や飛鳥寺など飛鳥京ゆかりの史跡を実際に見学することができます。
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