飛鳥時代とは?
あすかじだい
飛鳥時代とは、6世紀末から8世紀初頭ごろまで、奈良盆地南部の飛鳥地域を中心に政治が営まれた日本の歴史時代です。
飛鳥時代(あすかじだい)とは、おおむね6世紀末から8世紀初頭(710年の平城京遷都まで)にかけての時代区分で、現在の奈良県明日香村を中心とする飛鳥の地に宮都が置かれたことからこの名がつきました。
この時代には、国家としての日本の基礎が築かれました。聖徳太子(厩戸皇子)による冠位十二階や十七条憲法の制定(7世紀初頭)、中大兄皇子と中臣鎌足らによる大化の改新(645年)など、中央集権的な政治体制の確立に向けた改革が相次いで行われました。
外交面では、遣隋使・遣唐使の派遣により中国大陸の文化・制度が積極的に取り入れられ、仏教や漢字、律令制度などが普及しました。文化的には、飛鳥文化と呼ばれる日本最初の仏教文化が花開き、法隆寺(世界最古の木造建築群のひとつ)などの寺院が建立されました。
政治史上は、蘇我氏や天皇家をめぐる権力闘争も激しく、壬申の乱(672年)を経て天武天皇が即位し、律令国家体制が大きく前進しました。この時代の改革と文化的遺産は、のちの奈良時代・平安時代の礎となっています。
使い方・例文
歴史の授業で「飛鳥時代に聖徳太子が十七条憲法を定めた」と学ぶ場面や、法隆寺や飛鳥大仏などの文化財を説明するときにこの言葉が登場します。
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