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大マゼラン雲とは?

おおまぜらんうん

マゼラン雲天の川銀河に最も近い銀河の一つで、南半球の夜空に肉眼で見える不規則銀河です。

マゼラン雲(Large Magellanic Cloud、LMC)は、かじき座テーブルさん座の境界付近に位置する銀河で、天の川銀河銀河系)の衛星銀河の一つです。地球からの距離はおよそ16万光年とされており、銀河系に最も近い銀河グループの中でも特に重要な存在です。

大マゼラン雲は「不規則銀河」に分類され、渦巻き銀河のような整った形をもちません。かつては棒渦巻き銀河の名残があるとも言われています。主な特徴は次のとおりです。

  • 直径は約14,000光年で、天の川銀河の10分の1程度の大きさ
  • 天球上での見かけの大きさは満月の約20倍以上にもなる
  • 小マゼラン雲とともに天の川銀河を周回している
  • 活発な星形成活動が行われており、タランチュラ星雲などの巨大な発光星雲を含む

1987年、大マゼラン雲の中で「SN 1987A」という超新星爆発が観測されました。これは約400年ぶりに肉眼で確認できた超新星であり、天文学的に非常に重要な事象でした。この観測は中性子星やニュートリノ放出など恒星進化の研究に多大な貢献をもたらしました。

名前の由来は、16世紀にポルトガルの航海者フェルナン・デ・マガリャンイス(マゼラン)の世界周航の際にヨーロッパへ紹介されたことによります。南半球では特に明るく見え、南天を代表する天体の一つです。

使い方・例文

「大マゼラン雲は南半球の夜空に雲のように広がって見え、肉眼でもその存在を確認できます」のように、銀河や宇宙構造の解説で登場します。

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