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地磁気縞模様とは?

ちじきしまもよう

地磁気縞模様とは、海底拡大の過程で形成された、地磁気の正逆転が交互に記録された海洋地殻の縞状パターンで、プレートテクトニクス理論の重要な証拠です。

地磁気縞模様(じじきしまもよう)とは、海洋底に記録された地球磁場の正極性・逆極性が交互に並ぶ縞状のパターンのことです。英語では「magnetic anomaly stripes」とも呼ばれます。

地球の磁場は地質時代を通じて繰り返し向きが逆転(地磁気逆転)してきました。海底の中央海嶺では高温のマグマが絶えず湧き出して冷却・固化し、新しい海洋地殻が形成されます。この際、岩石中に含まれる磁性鉱物(主に磁鉄鉱)がその時点での地磁気の方向を「記録」します。マグマが次々と湧き出して地殻が両側に広がる過程で、地磁気が正の時期に形成された岩石と逆転期に形成された岩石が交互に並ぶことになり、縞模様が生じます。

この縞模様が中央海嶺を軸に左右対称に並ぶことは、海底が中央海嶺から広がっている(海底拡大説)ことの直接的な証拠となります。1960年代にヴァイン=マシューズ=モーリー仮説として提唱され、その後の実測によって確認されたこの発見は、プレートテクトニクス理論の確立に決定的な役割を果たしました。

地磁気縞模様は年代測定にも活用されており、海洋底の形成年代を推定するための「磁気年代層序」の基礎となっています。現代の地球科学において不可欠なデータ源のひとつです。

使い方・例文

「大西洋中央海嶺の両側に対称な地磁気縞模様が発見されたことが、海底拡大とプレート移動を裏付ける決定的証拠となった」というように、地球科学・地学の授業や解説書で登場します。

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