地質時代とは?
ちしつじだい
地質時代とは、地球が誕生してから現在までの約46億年を岩石や化石などの地質記録をもとに区分した時間の単位体系です。
地質時代(ちしつじだい)とは、地球が誕生した約46億年前から現在に至るまでの時間を、地層・岩石・化石などの地質学的証拠にもとづいて系統的に区分したものです。放射性同位体の崩壊を利用した年代測定(放射年代測定)によって各時代の絶対年代が推定され、国際地質科学連合(IUGS)が定める国際地質年代表として世界共通の基準が定められています。
地質時代は階層的な単位で構成されています。大きな順から「累代(宙)」「代」「紀」「世」「期」に分けられます。最も大きな区分である累代は、主に3つに分類されます。
- 冥王代・太古代・原生代:合わせて先カンブリア時代とも呼ばれ、約38億年を占める。肉眼で確認しにくい微生物の化石が中心。
- 古生代:約5億4千万年前〜約2億5千万年前。三葉虫・魚類・両生類・爬虫類・植物が多様化した時代。
- 中生代:約2億5千万年前〜約6600万年前。恐竜・アンモナイトが繁栄し、末期に大量絶滅が起きた時代。
- 新生代:約6600万年前〜現在。哺乳類が多様化し、人類が登場した時代。
各時代の区切りは、生物の大量絶滅や地層に残された大きな環境変化の痕跡によって定められています。地質時代の理解は、生命進化の歴史や過去の気候変動を解明するうえで不可欠な基盤となっています。
使い方・例文
「この化石は中生代ジュラ紀のもの」というように、地質時代は博物館の展示や地層調査の記録で頻繁に登場し、地球史上のある出来事がいつ起きたかを示す共通言語として使われます。
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