土用とは?
どよう
土用とは、五行思想にもとづいて立春・立夏・立秋・立冬の直前に設けられた約18日間の期間のことです。
土用とは、中国の五行思想(木・火・土・金・水の5要素が万物を構成するという考え方)にもとづく暦の区分で、四季それぞれの終わり、つまり立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。年に4回あり、合計で約72日間が土用にあたります。
五行思想では、春は「木」・夏は「火」・秋は「金」・冬は「水」に対応し、残る「土」は各季節の変わり目に割り当てられています。これが土用の語源です。
日本では「夏の土用」が特に有名で、土用の丑の日にウナギを食べる習慣が江戸時代から広まりました。夏バテを防ぐための栄養補給として庶民に定着し、現在でも多くの人がウナギを楽しむ季節行事となっています。また、土用の期間中は「土を動かす(穴を掘る・建築工事など)」ことを避けるべきとする風習も伝えられています。これは「土の気が旺盛になる時期に土を傷つけると災いをもたらす」という民間信仰に由来します。
暦の上では土用は年4回ありますが、夏の土用以外の春・秋・冬の土用は日常生活ではあまり意識されないのが現状です。
使い方・例文
「今年の土用の丑の日はいつ?」「土用期間中は引っ越し工事を控えるという言い伝えがある」のように、日本の季節行事や暦の話題で登場します。
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