土地利用図とは?
とちりようず
土地利用図とは、農地・住宅地・森林・水域など土地の使われ方を区分して地図上に示した主題図で、都市計画や環境評価に欠かせない資料です。
土地利用図とは、ある地域の土地がどのように使われているかを分類・色分けして表した地図(主題図)です。農地、住宅地、商業地、工業地、森林、草地、水域、道路など、土地の用途や被覆状況を区分して視覚化します。
日本では国土地理院が作成・公開する「土地利用細分メッシュデータ」が代表的で、全国を統一した凡例で分類しています。また、衛星データを解析して作成されるリモートセンシングベースの土地被覆図も広く利用されています。用途に応じて縮尺や分類細分度は異なり、詳細な都市計画用から広域環境評価用まで様々な種類があります。
土地利用図の主な用途は以下のとおりです。
- 都市計画・区域区分の策定
- 農地保全・食料生産ポテンシャルの評価
- 生態系・生物多様性の分布把握
- 洪水リスク・土砂災害危険箇所の把握
- 温室効果ガス吸排出量の推計
時系列で比較することで都市拡大・森林減少・農地転換などの変化トレンドを把握でき、政策立案や環境モニタリングにおいて重要な基礎データとなっています。
使い方・例文
自治体の都市マスタープランを策定する際、現状の土地利用図と将来目標を重ねて比較することで、どのエリアに住宅・商業・緑地を整備すべきかの議論が進められます。
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