司馬遼太郎とは?
しばりょうたろう
司馬遼太郎とは、昭和から平成にかけて活躍した日本を代表する歴史小説家で、「竜馬がゆく」「坂の上の雲」など幕末・明治を舞台にした壮大な歴史小説で知られます。
司馬遼太郎(しば りょうたろう、1923〜1996)は、大阪府出身の小説家・評論家で、本名を福田定一(ふくだ ていいち)といいます。産経新聞の記者として勤務しながら創作活動を始め、1960年代以降に次々と発表した歴史小説が大きな反響を呼び、「国民的作家」とも呼ばれるほどの存在となりました。
司馬の歴史小説の特徴は、綿密な資料調査にもとづきながらも、登場人物の心理や時代の動きを生き生きと描く語り口にあります。幕末・明治維新をはじめ、戦国時代・江戸時代など日本史の転換点を舞台に、理念と行動に生きる英雄群像を描き続けました。
代表作には以下のものが挙げられます。
- 「竜馬がゆく」:坂本龍馬の生涯を描き、龍馬ブームを起こした代表作
- 「坂の上の雲」:明治日本の青年たちと日露戦争を描いた大河小説
- 「燃えよ剣」:新選組副長・土方歳三を主人公にした幕末小説
- 「翔ぶが如く」:西郷隆盛と大久保利通を軸に明治初年を描いた大作
- 「国盗り物語」:斎藤道三と織田信長の戦国物語
晩年は「街道をゆく」シリーズで日本各地・世界各地を旅しながら歴史・文化・民族を考察するエッセイを長年連載し、歴史認識や日本人論にも大きな影響を与えました。彼の命日である2月12日は「菜の花忌」と呼ばれ、今も多くのファンに追悼されています。
使い方・例文
「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬ファンになったという人は多く、司馬遼太郎の作品は歴史小説の入門書として広く推薦されています。NHK大河ドラマの原作にも多数選ばれており、日本史への関心を高めるきっかけとしても広く親しまれています。
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