斎藤道三とは?
さいとうどうさん
斎藤道三とは、戦国時代に美濃国(現在の岐阜県)を支配した武将で、油売りから一国の主へと成り上がったとされる「下剋上」の象徴的人物です。
斎藤道三(さいとうどうさん、生年には諸説あり、没年1556年)は、戦国時代に美濃国(現在の岐阜県南部)を支配した戦国大名です。法名は「道三」で、俗名は「利政(としまさ)」と伝えられています。
道三の出自については長らく議論があり、近年の史料研究では父・長井新左衛門尉と道三の親子二代にわたって美濃の実権を奪取したという「二代説」が有力視されています。従来の「油売り一代記」は実際には父の代の事績が混入したものと考えられています。
道三は守護代の内紛に乗じて美濃土岐氏を追放し、自ら美濃守護となりました。政治的手腕と軍事力を兼ね備えた人物として知られ、織田信長の父・信秀と長年にわたって争いを繰り広げました。後に娘の帰蝶(濃姫)を信長に嫁がせ、信長との同盟関係を築きました。
しかし晩年は嫡男・義龍と対立し、1556年の長良川の戦いで義龍に敗れて討ち死にしました。その生涯は「下剋上」を体現する劇的なものとして後世の物語・小説・ドラマで繰り返し描かれており、司馬遼太郎の小説『国盗り物語』でも主人公として取り上げられています。
使い方・例文
「斎藤道三のような下剋上の人物」という形で、身分を超えた大胆な立身出世や実力主義を語る文脈で引き合いに出されます。
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