古記録とは?
こきろく
古記録とは、過去の人々が書き残した日記・記録類の総称で、古文書と並んで歴史研究の根幹をなす一次史料です。
古記録(こきろく)は、歴史学においては特定の個人・機関が日常的につけた日記・注記・雑記のような記録類を指す用語です。公的な権力関係を媒介に発給される「古文書(こもんじょ)」と対比されるもので、日記・家記・日次記・公家日記・武家日記・寺社の日記などを広く含みます。
古記録と古文書の違いを整理すると以下のようになります。
代表的な古記録には、平安貴族の日記である「御堂関白記(藤原道長)」「権記(藤原行成)」「小右記(藤原実資)」などがあり、当時の政治・社会・儀礼・天候など幅広い情報が記されています。鎌倉時代以降も武家社会・寺社の豊富な記録類が残されており、制度史・生活史・気候史など多方面の研究に活用されています。
古記録は当事者の主観が入るため史料批判が必要ですが、公文書には記録されない日常や内幕が伝わる貴重な資料群です。
使い方・例文
大学の日本史ゼミで「藤原道長の古記録から摂関政治の実態を読み解く」といった研究テーマが設定されるときに登場します。また、歴史番組の解説で「当時の古記録には〜と書かれています」という形でよく使われます。
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