剣山とは?
けんざん
剣山とは、生け花で花や枝を固定するために使う、多数の金属製の針が立ち並んだ台座型の道具です。
剣山(けんざん)とは、生け花(いけばな)において花や枝を任意の角度で固定するために使用する道具です。重い金属製の台座に無数の細い針(ピン)が垂直に立ち並んだ構造をしており、花茎や枝をこの針に刺すことで、花器の中でも倒れずに安定した姿勢を保てます。
剣山の特徴的な構造は次の通りです。
- 台座: 鉛や真鍮などの重金属製で、水中に沈んで動かないよう重量感がある
- 針部分: ステンレスや真鍮製の細い針が密に並ぶ。針の密度や硬さが使いやすさを左右する
- 形状: 丸形・長方形・扇形など用途に合わせた多様な形がある
生け花において剣山は、花を自由な角度や方向に活けることを可能にする重要な道具です。針の間隔が広い粗目タイプは太い枝や幹に、細い花茎には密度の高い細目タイプが適しています。また、使用後は針の間に残った植物の繊維をブラシで掃除し、錆びを防ぐため水けを拭いて保管することが大切です。
剣山は現代の生け花スタジオや家庭での花飾りにも広く使われており、フラワーアレンジメントとの融合によってデザイン性の高い作品づくりにも活用されています。徳島県の剣山(つるぎさん)とは同じ漢字ですが、別の言葉です。
使い方・例文
生け花の稽古では、剣山に花茎を刺す角度を変えることで、同じ花材でもまったく異なる表情の作品を生み出すことができます。
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