真鍮とは?
しんちゅう
真鍮とは、銅と亜鉛を主成分とする合金で、金色に近い美しい外観と加工のしやすさから、工業製品から装飾品まで幅広く使われています。
真鍮(しんちゅう)とは、銅(Cu)と亜鉛(Zn)を主な成分とする合金で、英語では「ブラス(brass)」と呼ばれます。亜鉛の含有量によって色合いや硬さが変わりますが、一般的に亜鉛が20〜40%含まれるものが真鍮と呼ばれます。金色に近い黄色い光沢が特徴的で、古くから「黄銅(こうどう)」とも表記されます。
真鍮の主な特性は次の通りです。
- 加工性に優れ、切削・鋳造・プレスなど多様な成形が可能
- 適度な硬さと強度を持ち、耐食性も比較的高い
- 熱伝導性・電気伝導性が良く、工業用途に適している
- 美しい金色の光沢があり、装飾用途にも向く
真鍮の用途は非常に広く、水道の蛇口・バルブ・継手などの配管部品、楽器(トランペット・トロンボーンなどの金管楽器)、硬貨(かつての5円玉なども真鍮製)、錠前・ドアノブ・建具金物、アクセサリーや置物などの装飾品に至るまで多方面で使われています。金管楽器を「ブラスバンド(brass band)」と呼ぶのも、楽器素材に由来しています。
経年変化で表面が酸化すると暗く落ち着いた色合いになる「真鍮の経年美化」を楽しむ文化もあり、アンティーク調のインテリアや雑貨に好んで採用されています。
使い方・例文
トランペットやホルンなどの金管楽器の素材として、また水道の蛇口や南京錠の本体部分にも真鍮が多用されています。アクセサリーやキーホルダーにも広く使われます。
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