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内側広筋とは?

ないそくこうきん

内側広筋とは、太ももの前面内側に位置する大腿四頭筋一部で、膝関節の伸展(膝を伸ばす動作)を担う重要な筋肉です。

内側広筋(ないそくこうきん、Vastus medialis)とは、太ももの前面に存在する大腿四頭筋を構成する4つの筋肉のひとつです。大腿四頭筋は、大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋からなり、その中で内側広筋は大腿骨の内側(下部〜内転筋粗面にかけて)から起始し、膝蓋骨(膝のお皿)の内側縁を経由して脛骨粗面に停止します。

内側広筋の主な機能は以下のとおりです。

  • 膝関節の伸展 — 膝を伸ばす動作を担う主要な筋肉
  • 膝蓋骨の安定 — 特に膝が完全に伸び切る直前(0〜30度付近)で膝蓋骨を内側に引き安定させる
  • 膝の内旋サポート — 下腿の内旋にも関与する

内側広筋は「VMO(Vastus Medialis Oblique)」とも呼ばれる斜走する筋束を持ち、膝蓋骨が外側にずれるのを防ぐ重要な役割を果たしています。この筋肉が弱化すると膝の不安定感や膝蓋骨の軌道異常(ラテラル偏位)が生じやすくなり、膝痛(膝前面痛・膝蓋大腿関節症)の原因となることがあります。

スポーツ医学やリハビリテーションの分野では、膝の怪我(前十字靭帯損傷・変形性膝関節症など)からの回復において内側広筋の強化が重視されます。スクワット・レッグエクステンション・ウォールサイトなど、特定の角度での筋トレが推奨されます。

使い方・例文

膝の痛みでリハビリを受けている患者が理学療法士から「内側広筋を鍛えるエクササイズを続けましょう」と指導される場面や、スポーツトレーナーが膝安定化のトレーニングメニューを説明する際に登場します。

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