低脂肪乳の製造とは?
ていしぼうにゅうのせいぞう
低脂肪乳の製造とは、牛乳から脂肪分を遠心分離などで取り除き、乳脂肪率を低くした牛乳を作る工程のことです。
低脂肪乳は、乳等省令(日本では「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」)によって乳脂肪分0.5%以上1.5%以下と規定された加工乳の一種です。通常の牛乳の乳脂肪分は約3.5%前後なので、脂肪の大部分を除去して作られます。
製造の主な工程は次のとおりです。
- 原料乳の受入・検査:品質・成分・細菌数などを確認する
- 遠心分離(クリームセパレーター):高速回転で生乳を脱脂乳(スキムミルク)とクリームに分ける。これが脂肪除去の中心工程
- 標準化:分離した脱脂乳と必要量のクリームを混合し、乳脂肪分を規定値(例:1.0%)に調整する
- 均質化(ホモジナイズ):脂肪球を細かく砕いて均一に分散させ、クリームラインの発生を防ぐ
- 殺菌・冷却:高温短時間殺菌(HTST)や超高温殺菌(UHT)などで微生物を不活性化し、速やかに冷却する
- 充填・包装:無菌状態でパックに充填する
低脂肪乳はカロリーを抑えながらカルシウムやタンパク質は普通牛乳とほぼ同量を含むため、健康志向の消費者に広く利用されています。
使い方・例文
ダイエット中の方が食事のカロリーを調整しながらカルシウムを補給したいときや、コーヒーに加えるミルクを低カロリーにしたいときに低脂肪乳が選ばれます。
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