付け合わせとは?
つけあわせ
付け合わせとは、連歌・俳諧において前の句を受けて次の句を続けることで、転じて料理の添え物も指すことばです。
「付け合わせ」は二つの意味領域を持つことばです。
文芸における付け合わせは、連歌・俳諧の基本技法で、ある人が詠んだ句(前句)に対し、次の人が句を「付ける」行為を指します。単に言葉を続けるのではなく、前句の情景や情感を受けながらも、新しい展開や対比を生み出すのが巧みな付け合わせとされました。心付け・匂い付け・移り付けなど、さまざまな付け合わせの技法が発展し、連歌・俳諧の美学の核心を成しています。
料理における付け合わせは、メインとなる料理に添える副菜や飾りのことです。肉料理に添えるクレソンやポテト、和食の刺身に添える大根のつまなどが典型例です。メインを引き立てる脇役としての役割を担い、彩り・風味・栄養のバランスを補います。
両者に共通するのは「主となるものに寄り添い、全体を豊かにする」という役割です。連歌の付け合わせが前句を引き立てながら展開するように、料理の付け合わせも主菜を引き立てる存在として機能します。
使い方・例文
俳諧の文脈では「前句への付け合わせが巧みで、情景がはっきりと変わった」のように使い、料理の文脈では「ハンバーグに温野菜の付け合わせを添えた」のように使います。
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