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人工乾燥材とは?

じんこうかんそうざい

人工乾燥材とは、機械を用いて強制的に含水率下げた木材のことで、割れや狂いが少なく品質が安定した建築用木材として広く使われています。

人工乾燥材(じんこうかんそうざい)とは、乾燥機(乾燥炉)を使って木材に含まれる水分を人工的に除去し、含水率を一定の基準値以下に調整した木材のことです。天然乾燥(自然乾燥)と対比される概念で、AD材(Air Dried)に対してKD材(Kiln Dried)とも呼ばれます。

木材は伐採直後に多量の水分を含んでおり、そのまま建材として使うと乾燥に伴う収縮・割れ・反りが生じて建物の品質影響します。人工乾燥材はこの問題を解決するために開発された木材で、乾燥炉の中で温度・湿度・風速を管理しながら短期間で含水率を下げます。

人工乾燥材の主な特徴は以下のとおりです。

  • 含水率の安定:建築基準として含水率15〜20%以下が求められることが多い
  • 割れ・狂いの軽減:乾燥済みのため施工後の変形リスクが低い
  • 強度の向上:適切に乾燥させると木材の強度が増す
  • 工期の短縮:天然乾燥より短期間で使用可能な状態になる

一方で、急速乾燥による内部応力の残留や、乾燥コストが加算されるという面もあります。日本農林規格(JAS)では、人工乾燥処理された木材に対して規格が設けられており、含水率の上限や強度区分が定められています。近年の住宅建築では構造材・造作材ともに人工乾燥材が主流となっており、品質の均一化と施工精度の向上に貢献しています。

使い方・例文

住宅の新築工事で使われる柱や梁には、人工乾燥材が採用されることが一般的です。建材店や木材市場では「KD材」「人工乾燥済み」と表示されて販売されています。

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