上顎洞がんとは?
じょうがくどうがん
上顎洞がんとは、鼻の両側にある上顎洞(副鼻腔のひとつ)に発生する悪性腫瘍で、頭頸部がんの一種です。
上顎洞がん(じょうがくどうがん)とは、鼻腔の両脇に位置する空洞「上顎洞(副鼻腔のひとつ)」に発生する悪性腫瘍のことです。副鼻腔がんの中で最も頻度が高く、組織型としては扁平上皮がんが多くを占めます。
上顎洞は骨で囲まれた空洞であるため、初期の段階では症状が出にくく、発見が遅れがちな部位です。進行すると周囲の組織(眼窩・口腔・鼻腔など)に広がります。主な症状は以下のとおりです。
- 一側性の鼻閉(片方の鼻づまり)や血性鼻汁
- 頬部の腫脹・痛み・しびれ
- 歯痛・歯のぐらつき・義歯が合わなくなる
- 眼球突出・複視(進行例)
診断にはCT・MRIなどの画像検査と生検(組織の一部を採取して調べる検査)が必要です。治療は手術・放射線療法・化学療法を組み合わせた集学的治療が基本となります。職業的な粉塵(木材粉・皮革粉など)への曝露が発症リスクを高めることが知られています。
使い方・例文
鼻づまりが片側だけ続いたり頬の腫れが気になる場合、耳鼻咽喉科で精査すると上顎洞がんが見つかることがあり、早期発見が予後改善のカギとなります。
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