ヴァロワ朝とは?
ゔぁろわちょう
ヴァロワ朝とは、14世紀から16世紀末にかけてフランスを統治したカペー家の支流で、百年戦争を経てフランス王国を再統一した王朝です。
ヴァロワ朝(Maison de Valois)は、1328年から1589年までフランス王国を支配した王朝です。カペー朝の直系が絶えた後、ヴァロワ伯フィリップがフィリップ6世としてフランス王位に就いたことで始まりました。
この王朝の時代は、フランス史上もっとも激動した時期のひとつです。即位直後からイングランドとの百年戦争(1337〜1453年)が勃発し、黒死病(ペスト)の大流行とも重なって国土は疲弊しました。しかし、ジャンヌ・ダルクの活躍などを機に戦況が好転し、最終的にはほぼすべてのフランス領土をイングランドから奪還して統一を果たしました。
ヴァロワ朝の主な歴史的トピックは以下のとおりです。
- 百年戦争の勃発と終結(フランスの国土統一)
- イタリア戦争を通じたルネサンス文化の流入
- フランソワ1世による芸術・学問の保護(レオナルド・ダ・ヴィンチの招聘など)
- 宗教改革に伴う新教徒(ユグノー)と旧教徒の対立(ユグノー戦争)
王朝はアンリ3世の暗殺(1589年)により断絶し、次のブルボン朝へと引き継がれました。ルネサンスと宗教改革という大きな歴史的潮流の中で、フランスという国家の基礎が形成された王朝といえます。
使い方・例文
フランス史や西洋史の授業・書籍で「ヴァロワ朝のフランソワ1世はイタリアからルネサンス文化を積極的に取り入れた」という形で登場します。百年戦争やユグノー戦争を扱う文脈でもよく使われます。
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