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ローマ帝国とは?

ろーまていこく

ローマ帝国とは、紀元前後から数世紀にわたり地中海世界を支配した古代の大帝国で、西洋文明の礎を築きました。

ローマ帝国とは、イタリア半島のローマを中心に発展し、最盛期には地中海全域とヨーロッパ・北アフリカ・西アジアの広大な領土を支配した古代の帝国です。紀元前27年に初代皇帝アウグストゥスが即位して帝政が始まり、以後数百年にわたり西洋史上最大規模の政治体制を維持しました。

ローマは共和政(前期)から帝政(後期)へと政体を変えながら発展しました。帝政期の主な特徴は次の通りです。

  • 整備された法体系:現代の民法・国際法の基礎となったローマ法
  • 広大な道路網:「すべての道はローマに通ず」と言われた軍用・交易路
  • ラテン語の普及:フランス語・イタリア語・スペイン語などロマンス諸語の祖
  • キリスト教の公認:4世紀にコンスタンティヌス帝がキリスト教を公認し国教化

395年には東西に分裂し、西ローマ帝国は476年にゲルマン人の侵攻で滅亡、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)は1453年にオスマン帝国の攻撃を受けるまで存続しました。

ローマ帝国の遺産は現代にも息づいており、ヨーロッパの言語・法律・キリスト教文化・都市設計・建築(アーチ・コンクリート工法)など、西洋文明の根幹を形成しています。

使い方・例文

「ローマ帝国の遺産」として、フランスやスペインで今も残るローマ時代の水道橋や円形闘技場(コロッセウム)が挙げられます。法学部の授業でローマ法が取り上げられるのは、現代の契約法の起源がそこにあるためです。

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