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ロマ語とは?

ろまご

ロマ語とは、ヨーロッパ中心に約1000万人のロマ(ジプシー)が話す言語で、インドのサンスクリット語と同じインド・ヨーロッパ語族に属します。

ロマ語(Romani)は、インドヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属する言語で、主にヨーロッパ各地に住むロマ(Roma)の人々によって話されています。話者数は推定で600万〜1000万人とされますが、各地の言語と混交した多くの方言が存在するため正確な把握が難しい状況です。

ロマ語がインド由来であることは、語彙や文法比較研究から明らかになっています。「ロマ(Roma)」「パーニ(水)」「デイ(母)」など、ヒンディー語やパンジャービー語と共通する単語が多数あります。ロマの人々の祖先は北インドを出発し、中東・中央アジアを経て10世紀〜14世紀頃にヨーロッパへ到達したと考えられています。

ロマ語の多様性はその歴史の複雑さを反映しています。

  • 各国語(ルーマニア語・ハンガリー語・ギリシャ語など)の語彙を取り込んだ地域方言が多数ある
  • 「ヴラクス・ロマニ」「カルパティアン・ロマニ」など主要な方言グループが分類されている
  • 書き言葉の標準化が遅れており、口承文化の比重が大きい

ロマ語はナチス・ドイツによる迫害(ポライモス)や各国での差別・同化政策の中で消滅の危機にさらされてきました。現在はEUの少数言語保護政策の対象となり、教育や公的場面での使用促進が図られています。

使い方・例文

ヨーロッパの一部の学校では、ロマ語を用いたバイリンガル教育が導入され、文化継承と社会統合の両立が試みられています。

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