ルンダン・ダギンとは?
るんだんだぎん
ルンダン・ダギンとは、インドネシアやマレーシアで生まれた牛肉をスパイスとココナッツミルクで長時間煮詰めた濃厚な乾式カレー料理です。
ルンダン・ダギン(Rendang Daging)は、インドネシアのミナンカバウ(西スマトラ)を発祥とする牛肉料理で、ダギンはマレー語・インドネシア語で「肉」を意味します。ルンダンはインドネシア・マレーシア・シンガポールなど東南アジア各地で親しまれており、複数回にわたって「世界で最も美味しい料理」のランキング上位に選ばれたこともあります。
最大の特徴は独自の調理法にあります。牛肉を多種のスパイスとたっぷりのココナッツミルクで煮込み、水分が完全に飛ぶまで長時間(3〜4時間以上)炒り煮にします。この過程でスパイスがキャラメル化して肉に絡みつき、表面が濃い褐色になります。
使用するスパイス・ハーブは多岐にわたります。
- ガランガル(高良姜)・レモングラス・コブミカンの葉
- 唐辛子・ショウガ・ターメリック・コリアンダー
- タマネギ・ニンニク・シャロット
- ヤシ砂糖・塩
出来上がったルンダンは常温でも数日保存でき、冷蔵では数週間もつため、スパイスが防腐剤の役割を果たします。これは冷蔵庫のなかった時代に重宝された保存食の知恵でもあります。祝祭日(イードなど)に振る舞われる特別料理としての地位を持ち、ミナンカバウ文化では客人へのもてなしの象徴でもあります。
使い方・例文
ルンダン・ダギンはインドネシアやマレーシアのレストランで白ご飯やナシルマッ(ヤシミルクご飯)と一緒に提供され、祝祭日には家庭でまとめて作られる特別な料理です。
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