ルピナス属とは?
るぴなすぞく
ルピナス属とは、マメ科に属する一・多年草の一群で、色とりどりの穂状の花と掌状の葉が特徴的な「ノボリフジ」とも呼ばれる園芸植物です。
ルピナス属(学名:Lupinus)は、マメ科に属する植物の属で、世界に200〜300種が分布します。北アメリカ・地中海沿岸・南アメリカに多く自生し、草地・荒地・山地など幅広い環境に適応しています。日本には自生種はなく、観賞用として栽培されています。
和名「ノボリフジ(登り藤)」は、穂状の花が下から順に上へと咲き登る様子と、フジに似た花形に由来します。英名は「ルーピン(Lupin)」または「ウルフビーン(Wolfbean)」といい、後者は荒れた土地でも育つ性質から来るとされています。
ルピナス属の主な特徴は以下のとおりです。
- 花穂:直立した穂に蝶形花(マメ科らしい形)が多数つく
- 花色:青・紫・ピンク・白・黄・複色など多彩な品種群がある
- 葉形:手のひらのように広がる掌状複葉が特徴的
- 根粒菌:根に根粒菌を持ち、大気中の窒素を固定して土壌を豊かにする
イギリスなど寒冷地での栽培に適しており、英国の庭師ラッセルが20世紀に多花性の改良品種「ラッセル・ルーピン」を作出して以降、園芸品種が急速に多様化しました。冷涼な気候を好み、暑さには弱い傾向があります。
使い方・例文
「春の花壇の後方にルピナスを植えると、高さ80cmほどの色鮮やかな花穂が縦のラインを作り、ガーデンに立体感が生まれる」というように、イングリッシュガーデン風の庭づくりで定番の植物です。
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