ラリッサとは?
らりっさ
ラリッサは海王星の衛星のひとつで、不規則な形状を持ち、海王星の環に近い軌道を周回しています。
ラリッサ(Larissa)は、海王星の内側を周回する衛星です。1981年に星食観測による間接的な証拠が得られ、1989年にボイジャー2号の接近観測によって画像で確認・正式発見されました。
ラリッサの軌道は海王星中心から約73,500 kmの距離にあり、約13.3時間で1周します。大きさは平均半径約97 kmほどで、形は球形ではなく不規則な楕円体です。表面はクレーターに覆われており、地質活動の痕跡は確認されていません。
ラリッサは海王星のロッシュ限界内またはその近傍に位置するため、将来的には潮汐力により崩壊して環の一部になる可能性が指摘されています。これは同様の環境にある衛星が徐々に解体される天文現象のひとつです。
海王星には現在14個以上の衛星が確認されており、ラリッサはその中の内側グループに属します。最大の衛星トリトンとは異なり、ラリッサは海王星の自転と同方向(順行)に公転しています。ギリシャ神話のラリッサ(ニンフの名)にちなんで命名されました。
使い方・例文
惑星科学の解説や太陽系の衛星一覧の記事で「海王星の内側衛星・ラリッサは将来的に環に変わる可能性がある」という文脈で登場します。
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