ディオネとは?
でぃおね
ディオネとは、土星の衛星のひとつで、氷と岩石で構成された天体であり、表面に断崖や峡谷などの地形が確認されています。
ディオネ(Dione)は土星の衛星のひとつで、イタリアの天文学者ジョヴァンニ・カッシーニによって1684年に発見されました。直径は約1,123kmで、土星の大きな衛星のなかでは4番目の大きさを持ちます。
ディオネの表面は主に水の氷で覆われており、密度が比較的高いことから内部には相当量の岩石成分が含まれると考えられています。表面には次のような地形的特徴が見られます。
- 明るい「ウィスピー地形」:断崖や峡谷が光を反射して白く見える地形
- クレーター:古い衝突の痕跡が多数存在する
- 地溝帯:内部活動による引張り応力で生じたとみられる線状の谷
NASAのカッシーニ探査機の観測により、ディオネの内部に液体の水の海が存在する可能性が示唆されています。また土星との軌道共鳴関係にあるエンケラドスやテティスとも相互作用していることが知られています。衛星名はギリシャ神話のティタン神族の女神ディオネーに由来します。
使い方・例文
ディオネは天文学の教科書や惑星探査の解説で登場するほか、カッシーニ探査機が撮影した美しいクレーター地形の画像が惑星科学の研究資料として広く使われています。
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