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ダイモスとは?

だいもす

ダイモスとは、火星の2つの衛星のうち小さい方で、より遠い軌道を緩やかに公転するごつごつした小天体です。

ダイモス(Deimos)は火星の第2衛星であり、1877年にフォボスと同じくアサフ・ホールによって発見されました。名称はギリシャ神話において「恐慌」「パニック」を象徴する神ダイモスに由来します。

ダイモスは平均直径が約12キロメートルと非常に小さく、火星の2つの衛星の中では外側の軌道を回っています。火星からの平均距離は約23,458キロメートルで、公転周期は約30時間18分です。これは火星の自転より長いため、火星から見るとダイモスはゆっくりと東から昇り西に沈むように見えます。

ダイモスの形状もフォボスと同様に不規則な楕円体で、表面は岩石と塵に覆われています。フォボスに比べてクレーターの数が少なく、表面が比較的滑らかな印象を持つ部分もあります。スウィフトとボルテールという二つの大型クレーターが知られています。

ダイモスとフォボスの起源については、かつての小惑星が火星の重力に捕獲されたとする「捕獲説」と、火星への巨大衝突によって生じたデブリが集積したとする「形成説」が主な仮説として挙げられていますが、現在も研究が続いています。日本の火星衛星探査計画(MMX)でも調査対象となるなど、今後の解明が期待される天体です。

使い方・例文

宇宙科学の解説記事で「火星には2つの衛星、フォボスとダイモスがある」と紹介される際に登場します。

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