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ラプテフ海とは?

らぷてふかい

ラプテフ海とは、シベリア北岸に沿って広がる北極海の縁海で、一年の大半が厚い海氷に覆われます。

ラプテフ海は、ロシア連邦シベリアの北岸に接する北極海の縁海です。西はセーヴェルナヤ・ゼムリャ諸島で東シベリア海と区切られ、東はノボシビルスク諸島を境としています。面積はおよそ66万2千平方キロメートルで、水深は平均約530メートルと浅い海域です。

名称は18〜19世紀にこの海域を探検したロシア人探検家、ハリトン・ラプテフとドミトリー・ラプテフの兄弟の名にちなんでいます。厳しい自然環境と極寒のため長らく探検・調査が困難な海域でした。

ラプテフ海の主な特徴は以下の通りです。

  • 一年のうち9か月以上が海氷に覆われる極めて寒冷な海域
  • レナ川など大河の淡水が大量に流入し、塩分濃度が低い
  • 北極海の海氷生産量が特に多く「北極海の氷の工場」とも呼ばれる
  • マンモスの化石や牙が海底や沿岸で多数発見されている

近年、地球温暖化の影響で海氷の融解が加速しており、永久凍土の融解に伴うメタンガスの放出も観測されています。海底に眠るメタンハイドレートや石油・天然ガスの資源としての可能性も注目されており、気候科学と資源開発の双方から研究が進められています。

使い方・例文

ラプテフ海は北極海の地理や気候変動、永久凍土の融解問題を論じる際に登場します。また古生物学の文脈ではマンモスの化石産地としても知られています。

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