ラス・アルハゲとは?
らすあるはげ
ラス・アルハゲとは、へびつかい座で最も明るいアルファ星(2等星)で、「蛇使いの頭」を意味するアラビア語に由来する名前を持つ星です。
ラス・アルハゲ(Ras Alhague)は、へびつかい座α(アルファ)星の固有名で、視等級は約2.1の2等星です。名前はアラビア語の「رأس الحواء(ra's al-ḥawwā')」、すなわち「蛇使いの頭」に由来し、へびつかい座の人物像の頭部に相当する位置に輝いています。
基本的な特性
ラス・アルハゲは地球から約47光年の距離にあるA型主系列星(白色)です。太陽よりも大きく、表面温度が高いため青白く輝いて見えます。実は近接した伴星を持つ連星系であることが知られています。
へびつかい座と天球上の位置
へびつかい座は黄道(太陽の通り道)をまたぐ大星座で、黄道12星座のさそり座といて座の間に割り込む形で位置しています。このため「13番目の星座」として話題になることがあります。ラス・アルハゲはその座の最も明るい星として、夏の夜空で南の方向に見つけることができます。
神話的背景
へびつかい座はギリシャ神話の医神アスクレピオスと結び付けられており、蛇を持つ医術の神として描かれます。医学のシンボルである「アスクレピオスの杖」(蛇が巻き付いた杖)もこの神話に由来します。ラス・アルハゲはその神話的人物の「頭」を象徴する星として古来から認識されてきました。
使い方・例文
夏の夜空でさそり座の北側を探すと見つかるへびつかい座の中で、最も明るく輝く星がラス・アルハゲです。医学のシンボルとも縁の深い星座の主星として天文ファンに知られています。
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