ラスターデータとは?
らすたーでーた
ラスターデータとは、地図や画像をマス目状のピクセルの集合として表現したデジタルデータ形式で、航空写真や衛星画像などに広く使われています。
ラスターデータ(Raster Data)とは、空間情報や画像を規則正しく並んだ格子状のセル(ピクセル)の集合で表現するデータ形式です。各セルには数値が格納されており、標高・気温・土地被覆の種類・色情報などを表します。地理情報システム(GIS)や画像処理の分野で広く用いられています。
最も身近な例は、デジタル写真や航空写真・衛星画像です。これらはすべてピクセルの集合で構成されており、代表的なラスターデータです。GISの分野では、標高を格子状に記録した数値標高モデル(DEM)や、土地利用の種類を色で分類した土地被覆マップなどもラスターデータとして扱われます。
ラスターデータの特性として、解像度(1ピクセルが表す実際の面積の大きさ)が重要な概念です。解像度が高いほど詳細な情報が得られますが、データ量も大きくなります。代表的なファイル形式としてはGeoTIFF・PNG・JPEGなどがあります。
対比される概念としてベクターデータがあります。ベクターデータは点・線・面の座標で空間情報を表現するもので、道路・行政境界・建物の輪郭などに適しています。ラスターデータは「面的に連続した現象」を表すのが得意で、気象データや地形表現に強みを持ちます。GISではラスターとベクターを重ね合わせて分析することが一般的です。
使い方・例文
国土地理院が公開している標高のメッシュデータや、気象衛星が撮影した雲の画像は、どちらもラスターデータの代表例です。
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