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ライン・クラビアとは?

らいんくらびあ

ライン・クラビアとは、17〜18世紀ドイツ語圏で使われた鍵盤楽器の総称で、チェンバロやクラヴィコードなどを含む歴史的な楽器群を指します。

ライン・クラビア(Rein Clavier、またはClavier)とは、バロック時代を中心ドイツ語圏で「鍵盤楽器」全般を指した言葉です。「Clavier」はフランス語・ドイツ語で「鍵盤」を意味し、特定の楽器を指すのではなく鍵盤を持つ楽器の総称として用いられました。

この時代に「クラビア」と呼ばれた主な楽器には次のものがあります。

  • クラヴィコード:弦を金属の接線で叩く小型で繊細な楽器
  • チェンバロ(ハープシコード):弦を爪でかき鳴らす楽器
  • オルガン:パイプを空気で鳴らす楽器

J.S.バッハが残した「平均律クラヴィーア曲集」(Das Wohltemperierte Clavier)の「クラヴィーア」もこの用法で、特定の楽器を限定するものではなく、鍵盤楽器全般を念頭に置いて作曲された作品群です。

「ライン・クラビア」という表記については、「Rein」が「純粋な」「正統な」を意味するドイツ語であることから、「純粋な鍵盤楽器」という意味合いで使われることもあります。現代では主に古楽や音楽史の文脈でこの用語が登場します。

使い方・例文

バロック音楽の解説書や古楽の楽譜集で「クラビア」という表記を見かけたとき、それは現代のピアノを指すのではなく、当時の鍵盤楽器全般を指していることが多いです。音楽史の授業や楽器博物館の展示説明でも登場します。

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