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モリアの宝庫とは?

もりあのほうこ

モリアの宝庫とは、J・R・R・トールキンの作品『指輪物語』に登場するドワーフの古代都市モリアにあった富の象徴で、その中心にあるミスリル銀が有名です。

モリアの宝庫(Treasures of Moria)は、J・R・R・トールキン(1892〜1973年)の世界的ファンタジー小説指輪物語』(The Lord of the Rings)および関連作品『ホビットの冒険』に登場する設定です。モリア(Moria)とは、ミスリン山脈の地下深くに掘られたドワーフの古代王国カザド=ドゥーム(Khazad-dûm)の別名で、深淵・暗黒の地を意味します。

かつてモリアは世界中で最も繁栄したドワーフの王国でした。その栄光の源泉はモリアでしか産出されない幻の金属「ミスリル(mithril)」で、銀に似た輝きを持ちながら鋼鉄より軽く強固なこの鉱石は絶大な価値を誇りました。宝庫にはミスリルをはじめとする莫大な財宝が蓄えられていたとされます。

しかしドワーフたちはより深くミスリルを掘り進める欲望から、岩の底に封じられた古代の悪「バルログ(炎の魔神)」を目覚めさせてしまい、王国は滅びます。物語の中でフェローシップ(旅の仲間)がモリアを通過する場面は作品の核心的な山場の一つで、その廃墟と宝庫の残骸が世界の盛衰と欲望の危険性を象徴するものとして描かれています。

モリアの宝庫というイメージは、現代のファンタジー作品における「危険と隣り合わせの地下遺跡の財宝」というトロープ(定型表現)の源流の一つとなっています。

使い方・例文

「モリアの宝庫のように、圧倒的な富が眠る場所をゲームで「ダンジョン」と呼ぶ設定は、トールキンの世界観が現代のファンタジー文化に与えた影響の一例だ。」

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