メンフクロウ科とは?
めんふくろうか
メンフクロウ科とは、ハート形の顔盤をもつフクロウの仲間からなる科で、世界中の多様な環境に適応して分布しています。
メンフクロウ科(Tytonidae)は、鳥類の目(もく)であるフクロウ目に属する科のひとつです。フクロウ目はメンフクロウ科とフクロウ科の2科に大別され、メンフクロウ科はより原始的な特徴をもつグループとされています。
メンフクロウ科の最大の特徴は、ハート形(逆三角形)の顔盤(フェイシャルディスク)です。この顔盤は音を集めるパラボラアンテナのような役割を果たし、非常に精度の高い聴覚を実現しています。暗闇の中でも音だけでネズミなどの小型哺乳類を捕らえることができます。
代表的な種には以下のものがあります。
- メンフクロウ(Tyto alba):最も広く分布し、白い腹と金茶色の背をもつ美しいフクロウ
- クリイロメンフクロウ:アジアに分布する褐色の種
- マダガスカルメンフクロウ:固有種として知られる
メンフクロウ科は南極大陸を除く全大陸に分布し、森林・草原・農地・砂漠など多様な環境に適応しています。農地では害獣であるネズミを大量に捕食するため、農業上の益鳥としても重視されています。夜行性で昼間は物陰に静止していることが多く、独特の顔と鳴き声から洋の東西を問わず伝承や文化に登場することがあります。
使い方・例文
「動物園の猛禽類コーナーでメンフクロウ科のフクロウが展示されている」「野鳥観察でハート形の顔をもつメンフクロウを観察した」という形で使われます。
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