メイクイーンとは?
めいくいーん
メイクイーンとは、長楕円形で皮が薄く、なめらかな食感と煮崩れしにくさが特徴の日本を代表するジャガイモの品種です。
メイクイーンはイギリス原産のジャガイモ品種で、日本には明治時代後期に導入され、現在では北海道を中心に全国で広く栽培されています。品種名の由来はイギリスで五月祭(メイデー)の女王に見立てられた美しい外観にあるとされています。
最大の特徴は長楕円形(俵型)の形状と黄みがかった果肉です。皮が薄く、芽が浅いため皮ごと調理しやすく、加熱しても煮崩れしにくい性質があります。これはデンプンの構造(アミロースとアミロペクチンの比率)に由来しており、水分を多く含んでしっとりとした食感が続きます。
用途別の特性は次のとおりです。
- 煮物・シチュー・カレー:形が崩れず仕上がりがきれい
- サラダ・ポテトサラダ:しっとり感が活きる
- コロッケ・フライドポテト:やや不向き(男爵の方が粉質でホクホク感が出やすい)
栄養面ではビタミンC・カリウム・食物繊維を含み、ビタミンCはデンプンに守られているため加熱しても比較的損失が少ないのが特徴です。北海道での収穫時期は主に秋(8〜10月)で、貯蔵することで翌年春まで流通します。
使い方・例文
カレーやポトフを作るときに「煮崩れしにくいジャガイモを使いたい」という場面でメイクイーンが選ばれることが多く、スーパーの野菜コーナーで男爵と並んで定番品種として置かれています。
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